次のワクワクする予定、もう決まってますか? どうもSINK夫婦です。
今回のブログは、毎年11月1日の「カルナタカ・ラージョツァヴァ」についてです。
先日、いつもお願いしているドライバーさんと車内で話していたときに、この日の話題になりました。地元の方の感覚と、調べて分かった基本情報をあわせてまとめます。
カルナタカ・ラージョツァヴァとは?
カルナタカ・ラージョツァヴァは、毎年11月1日にお祝いされるカルナタカ州の「州の誕生日」です。カンナダ・ラージョツァヴァとも呼ばれ、州内では祝日になっています。
もともとは、カンナダ語を話す地域がひとつにまとまり、1956年11月1日に新しい州が誕生したことを記念する日です。ただ、誕生当時の州名は「マイソール州」でした。
その後、1973年に現在の「カルナタカ」という名前に変わっています。
ドライバーさんによると、ラージョツァヴァは宗教に関係するお祭りではなく、ただのお祝いの日なのだそうです。秋にはダサラやディワリといった宗教的なお祭りが続きますが、それらとは少し性格の違う祝日です。そのため、宗教を問わず州全体でお祝いされています。
ちなみに、2026年は州の誕生からちょうど70年の節目にあたります。
当日は州政府による式典が行われるほか、州に貢献した人に贈られる「ラージョツァヴァ賞」も毎年この時期に発表されます。
「カルナタカ」という名前の意味
「カルナタカ」という名前には、ちゃんと意味があります。よく知られている説では、カンナダ語の「カル(高い・大きい)」と「ナードゥ(土地・地方)」を組み合わせた言葉で、「高い土地」という意味だそうです。東京が「東の京(みやこ)」を意味するのと同じように、地名そのものに意味が込められています。
実際、州の大部分はデカン高原の上にあり、バンガロールも標高約900mの高原の街です。
ただし、「カル」を「黒い」と読み、州の一部に広がる黒い土を指す「黒い土の地方」とする説もあります。ちなみに、お隣のタミル・ナードゥ州の「ナードゥ」も同じく「土地」という意味です。
また、「ラージョツァヴァ」は「ラージヤ(州・国)」と「ウトサヴァ(祭り)」を合わせた言葉です。つまり、カルナタカ・ラージョツァヴァは「カルナタカ州のお祭り」という意味になります。
ドライバーさんに聞いた「ホリデーシーズンの始まり」
ドライバーさんによると、ラージョツァヴァが来ると「ホリデーシーズンが始まったな」と感じるそうです。
インドでは秋にお祭りが続きます。バンガロールのあるカルナタカ州では、特にダサラが大きなお祭りとして知られています。
ドライバーさんいわく、ラージョツァヴァはそのダサラが終わって、ちょっとひと息ついたころにやってくるそうです。
一方で、私たちの印象では、10月ごろから年末までがまるごとホリデーシーズンのような雰囲気です。私たちの周りでも、この時期になると有給休暇を取ってお休みに入る人が増えていきます。
ラージョツァヴァは、そんな長いホリデーシーズンの途中にある節目の一つと言えそうです。
街のあちこちに赤と黄色の旗が立つ
ドライバーさんの話で印象に残ったのが、この時期になると、カルナタカの旗が街のあちこちに飾られるということです。
ただ、ドライバーさんの周りでは、インドの国旗はみんな持っているものの、カルナタカの旗までは持っていないそうです。旗を飾るのは、主にオフィスや政府の建物などだと聞きました。
カルナタカの旗は、上が黄色、下が赤の2色の旗です。色の意味には諸説あり、黄色はターメリック、赤はクムクム(額などにつける赤い粉)を表すという説明や、繁栄と勇気を表すという説明などが見られます。
ちなみに、この旗は州の公式な旗として定められているわけではないそうです。それでも、カンナダ語の地域を表す旗として人々の間に定着していて、ラージョツァヴァには欠かせない存在になっています。
オートリキシャや車、バスも赤と黄色に
さらに面白かったのが、この時期はオートリキシャにも旗を飾ったりするという話です。オートリキシャだけでなく、車やバスなどにも飾られるそうです。
本当かな?と思って調べてみると、カルナタカ州観光局のサイトでも、この日はオートリキシャやバイクが赤と黄色で飾られることが多いと紹介されていました。
また、11月1日は祝日のため、オフィスなどでは前後の平日にお祝いをすることもあるようです。11月1日以降も、地域の団体による旗を掲げたイベントなどが行われることがあります。
そのため、赤と黄色に彩られた街の風景は、当日だけでなくしばらく続くのかもしれません。
バンガロールに住む人・旅行する人が知っておきたいこと
11月1日はカルナタカ州の祝日なので、官公庁や学校などはお休みになります。
ただし、2026年の11月1日は日曜日です。さらに、翌週のディワリの祝日(11月8日)も日曜日にあたります。
ドライバーさんとも「両方とも日曜日だね」という話になり、「祝日が2日分なくなってしまった。残念」と言っていました。
実は、インドには日本のような振替休日の仕組みが基本的にありません。そのため、祝日が日曜日と重なると、そのまま休みが1日減ってしまいます。日本の感覚だと月曜日が休みになりそうなところなので、ここは意外な違いでした。
一方で、平日の予定に大きく影響することは少なそうです。
一方で、当日は式典やパレードなどの催しが行われるため、場所によっては交通規制や混雑が起こる可能性もあります。移動の予定がある場合は、時間に余裕を持っておくと安心です。
また、この時期にバンガロールを訪れる方は、街中の赤と黄色の旗に注目してみるのもおすすめです。普段とは少し違う、州全体のお祝いムードを感じられると思います。
まとめ
カルナタカ・ラージョツァヴァは、1956年11月1日の州の誕生を記念する、カルナタカ州の大切な祝日です。
ドライバーさんによると、ダサラが終わってひと息ついたころにやってきて、「ホリデーシーズンが始まった」と感じる日なのだそうです。
インドの祝日というとディワリやダサラが有名ですが、州ごとの記念日にも、その土地ならではの季節感があります。住んでいるからこそ聞ける、こうした地元の方の感覚も、これから少しずつ記録していきたいと思います。
FAQ
A. 毎年11月1日にお祝いされる、カルナタカ州の祝日です。カンナダ語を話す地域がまとまり、1956年11月1日に州が誕生したことを記念しています。当時の州名はマイソール州で、1973年にカルナタカ州へ改名されました。
A. オフィスや政府の建物などに飾られることが多いそうです。また、オートリキシャや車、バスなどの乗り物が赤と黄色で飾られることもあります。
A. インドには、日本のような振替休日の仕組みが基本的にありません。祝日が日曜日と重なった場合は、そのまま休みが1日減ることになります。


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