【バンガロール】予約は火曜20時オープン制!隠れ家バーガー店「Guerilla Diner」に行ってきました

インドの生活

インド生活をしていると、がっつりとした肉厚パティのハンバーガーになかなか出会えません。そんな中、圧倒的に美味しいバーガー店に出会ってしまいました。それが「Guerilla Diner」です。

Guerilla Dinerとは?予約システムを解説

バンガロール中心部、ウルソールの隠れ家的な一軒

Guerilla Dinerは、バンガロール中心部のウルソール(Ulsoor)エリアにあります。インディラナガルという有名エリアからも近い立地です。住所はケンブリッジ・ロード沿いで、大きな病院の向かいにあります。

店内はわずか12席ほどの、こぢんまりとした一軒です。ハンバーガーを中心に、タコスやラップまで揃うメニュー構成になっています。小さなお店ながら、口コミだけで予約困難店になったという背景があります。

予約は火曜20時オープン、Naru Noodle Barと同じ仕組み

予約は毎週火曜日の20時に一斉オープンする仕組みです。以前ご紹介したNaru Noodle Barと、同じタイプの予約システムです。

翌週分の予約枠が、わずか数分で埋まってしまうとも言われています。かなり争奪戦になりやすいシステムですが、私たちは今回1回目の挑戦で予約を取ることができました。運が良かったのか、思っていたよりもすんなり席を確保できて拍子抜けしたほどです。

デポジット制の仕組みとは

予約には1人あたり**500ルピー(約850円)**の「デポジット」が必要です。デポジットとは、来店時に前払いする保証金のようなお金のことです。

先に払っておいたお金なので、なくなるわけではありません。実際にお店で注文する際に、合計金額からそのまま差し引いてもらえる仕組みになっています。つまり、実質的には前払いした分がそのまま食事代になると考えると分かりやすいです。

予約枠は45分制

1回の予約枠は45分制となっています。ゆっくり食事を楽しむには少し短く感じるかもしれません。

ただ、メインがハンバーガーとタコスというお店なので、この時間感覚がちょうど良く感じました。長居する場所というより、さっと食べて満足感を持ち帰るタイプのお店です。

入店後はセルフサービス制

Guerilla Dinerは、入店後にまずレジで注文を済ませるセルフサービス制を採用しています。お店に着くと、レジ前にはすでに列ができていることも多く、そこで先に注文をします。

注文が終わると、店員さんが空いている席へ案内してくれる流れです。席は自分たちで選べるわけではなく、店員さんにお任せする形になります。

クラウドキッチンから始まった知る人ぞ知るお店

Guerilla Dinerには、実はちょっとした面白い裏話もあります。もともとは店舗を持たない「クラウドキッチン」としてスタートしたお店なのです。クラウドキッチンとは、実店舗を持たずSNSでの注文や配達だけで営業する飲食スタイルのことです。

Instagramでの発信をきっかけに口コミが広がったそうです。その後、正式に実店舗としてオープンしました。オーナーは有名店での勤務経験を持つシェフです。旅先での体験や思い出をヒントにしたメニューを考えるのが得意なのだそうです。

あえて大々的な宣伝をせず、隠れ家的に営業するスタイルです。これは世界的に「ゲリラダイニング」と呼ばれる飲食トレンドの一つでもあります。お店の名前も、そこに由来しているようです。

実際に訪れてみた感想

外観・内装は下町感たっぷり

お店の外観は、紫色の壁が目印になっています。一見すると、飲食店にはあまり見えないほど控えめな佇まいです。すぐ隣にはレコードショップがあり、順番待ちの間はそこで時間をつぶすお客さんも多いようです。

中に入ると、12席のベンチシートがぎゅっと並んでいます。空間としては狭めですが、隣のお客さんとの距離が窮屈に感じるほどではなく、十分な余裕がありました。厨房での調理風景をすぐそばで見られるのもこの店ならではの魅力です。

客席を見渡すと、20代・30代を中心とした若い世代が多く、夫婦やカップルでの来店が目立ちました。全体的に遊び心のある雰囲気のお店で、この空気感のまま日本に出店しても十分人気が出そうだと感じたほどです。

スマッシュバーガーは肉欲を満たす圧倒的な美味しさ

今回、妻はPurist、私はOklahoma Fried Onion Burgerを注文しました。どちらも定番メニューとして人気の一品のようです。これらはスマッシュバーガーと呼ばれるスタイルで、生地を鉄板で薄く押しつぶすように焼く調理法のハンバーガーです。表面がカリッと香ばしく仕上がるのが特徴です。

使われているパティはがっつりとした肉厚な仕上がりで、インド生活だとなかなか出会えない満足感だからこそ、余計に美味しく感じました。正直なところ、これが牛肉なのか水牛肉(buff)なのかは分かりませんでした。それくらい、味だけでは判別がつかないほどのクオリティだったとも言えます。一口食べた瞬間、正直かなり驚きましたし、バンガロールでこれを超えるバーガーにはまだ出会えていません。パティの香ばしさとバンズの柔らかさのバランスが絶妙でした。共働きで忙しい日々の疲れも、一気に吹き飛ぶ美味しさです。

タコスやラップなどメニューの幅も魅力

Cochinita Pibil Tacos」も一緒に注文してみました。豚肉をじっくり煮込んだメキシコ料理がベースになっているタコスで、こちらも肉の旨みがしっかり感じられる仕上がりでした。ただ、辛さはかなりしっかりめです。辛いものが苦手な方は、乗っている唐辛子を避けて食べるのがおすすめです。メニューにはラップもあり、バーガー以外の選択肢が豊富なのも嬉しいポイントです。今回は食べていませんが、メニューには「Filleting Nemo」という名前のフィッシュバーガーもありました。サイドメニューの「Golden Fries」も、外はカリッと中はホクホクで好印象です。もう一品頼んだ「Deez Nuggets」も、スパイスの効いた衣がしっかりとかかっていました。

調べてみたところ、メニューの顔ぶれは基本的に固定のようです。定番メニューに加えて、週替わりのスペシャルが1品加わる形のようなので、リピートしても飽きにくそうです。

価格帯とちょっと気になったポイント

価格帯は、1品あたり400〜600ルピーほどです。今回はバーガー2品・タコス・フライドポテト・ナゲットの5品を注文し、合計は**1705ルピー(約2900円)**でした。なお、ベジタリアン向けのバーガーもきちんと用意されているので、お連れの好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

唯一残念だったのは、お酒の提供がなかったことです。ハンバーガーと一緒に一杯楽しめたら、間違いなく最高の組み合わせになっていたと思います。一方で、メニュー全体を見渡すと、デザートの種類は豊富にラインナップされていました。

予約を勝ち取るためのポイント

最後に、実際に予約を取ってみて感じたコツを箇条書きでまとめます。

  • 火曜20時ちょうどに、スマホでスタンバイしておくこと
  • 予約は完全事前制で、当日の飛び込みは基本的に難しいこと
  • テイクアウトやデリバリーは行っておらず、店内飲食のみであること
  • 予約枠は45分制なので、時間に余裕を持って来店すること
  • お店周辺は駐車スペースが限られているため、車で行く場合は少し余裕を持っておくこと

まとめ

こんな方には、特におすすめできるお店です。

  • インド生活の中でガッツリ系のハンバーガーが恋しくなっている方
  • バンガロールで本当に美味しいハンバーガーを探している方
  • 予約困難な人気店にあえて挑戦してみたい方

Guerilla Dinerは、まだ頑張れば予約が取れる範囲のお店です。だからこそ、多くの人に知ってほしいという気持ちがあります。その一方で、あまりに美味しかったので、正直あまり広めたくないという気持ちも本音では残っています。

そんな矛盾した思いを抱えるくらい、記憶に残る一皿でした。バンガロールでガッツリ系のハンバーガーが恋しくなった時は、ぜひ火曜20時のアラームをセットしてみてください。

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