【インド生活】ヴィシュワカルマ・プージャーをオフィスで体験した話

インドの行事

次のワクワクする予定、もう決まってますか? どうもSINK夫婦です。
今回のブログは、SINK夫婦(夫側)の職場で実際に経験した「ヴィシュワカルマ・プージャー」についてです。

ヴィシュワカルマ・プージャーとは

ヴィシュワカルマ・プージャーは、ヒンドゥー教における「建築・機械・技術の神様」ヴィシュワカルマを祀るお祭りです。毎年9月ごろ、太陽が乙女座に入るとされるタイミングで行われます。工場やオフィス、整備工場などが仕事を一旦止めて、日頃使っている機械や道具に感謝を伝える日とされています。

ヴィシュワカルマ神は、ものづくりを司る神様だそうです。元々は大工道具や農具など、生業を支える道具全般に感謝を捧げる行事でした。しかし、時代とともに対象が広がり、機械や車、パソコンなども含まれるようになっていったとされています。

特に東インドでは州レベルの祝日になるほど盛大に祝われます。インド国外でも、ネパールでは政府の正式な祝日として広く行われているとのことです。

職場でも毎年行われている行事で、企業も大切にしている行事になります。

外部から専門の方を招いて行われる

職場では、外部からプージャーを執り行う専門の方(パンディット)を招いて儀式が行われます。社内の誰かが代表して進めるのではなく、専門の方が中心となって祈りを進めていく形です。

灯りをともした器のようなものを持ちながら各部屋を回り、拝礼していく場面もあります。また、玄関前ではスイカとココナツを割る場面も見られます。ココナツを割る儀式は、物事を始める前の浄化や厄払いの意味合いで行われることが多いようです。

パソコンやデスクに赤い印をつけてもらう

インドの人が額(眉間のあたり)につける、赤い印のイメージありませんか?これは祝福や浄化の意味を持つティラックといいます。当日は、それと同じような印を、パソコンやデスク周りにもつけてもらいます。日頃使っている道具に対して、感謝や安全を願う意味が込められているそうです。

自分の仕事道具に手を合わせるような感覚は、日本の職場ではあまり馴染みがなく、新鮮に感じます。

オフィスの駐車場では車にも飾りつけが

駐車場に停めてある車にも、この日は特別な飾りつけがされます。ぱっと見て「今日は何かのお祝いの日なんだな」と分かるような華やかさがあります。

車の下には、何かがぶら下げられている車もあります。調べてみたところ、レモンと青唐辛子を紐でつないだ「ニンブー・ミルチ」と呼ばれる魔除けのお守りが取り付けられている可能性が高いようです。これはヴィシュワカルマ・プージャー限定の風習というより、インドでは日常的に車やお店の入り口などで見かける魔除けの一つとのことです。

職場では会社主導の行事という印象

ヴィシュワカルマ・プージャーは、個人事業主や自営業の方が自宅で簡単な形で行うこともあれば、企業が大掛かりに執り行うこともあるようです。職場で見た範囲では、社員一人ひとりが自主的にお祈りをするというよりは、会社が主体となって専門の方を呼び、みんなで参加する形になっています。

体感としては、職場で行われる他の行事に比べても規模が大きく感じます。これはあくまで職場での印象であり、会社や地域によって規模や内容は異なります。

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