次のワクワクする予定、もう決まってますか? どうもSINK夫婦です。
今回のブログは、インディラナガーのジャコウネココーヒー専門店「Ainmane Cafe」についてです。
正式名称は「Ainmane Cafe(エインマネ・カフェ)」。「世界一高いコーヒー」とも呼ばれるジャコウネココーヒーが、バンガロールでも気軽に味わえると知り、実際に足を運んでみました。今回は、興味を持ったきっかけから、店舗で飲んだ感想まで紹介します。
そもそもジャコウネココーヒーとは?
ジャコウネコは、アジアの熱帯林に生息する、ネコよりもイタチやタヌキに近い見た目の動物です。コーヒーの実(チェリー)を好んで食べるのですが、中の豆は消化しきれず、糞と一緒に排出されます。この排出された豆を集め、洗浄・乾燥・焙煎したものが、ジャコウネココーヒー(コピ・ルアック)です。
発祥はインドネシアと言われています。17世紀ごろ、オランダの植民地時代にコーヒー農園が持ち込まれました。現地の人々は、収穫したコーヒーの実を自分で飲むことを禁じられていたそうです。そこで、野生のジャコウネコが食べ残した実の種を拾い集め、自家用に淹れて飲んでいたのが始まりとされています。のちにその独特な風味が知られるようになり、世界的な高級コーヒーとして扱われるようになったそうです。
ジャコウネココーヒーに興味を持ったきっかけ
きっかけは、以前インドネシアで初めてジャコウネココーヒーの豆を購入し、飲んでみたことでした。独特の風味に驚き、それ以来気になる存在になっていました。
実は、以前カルナタカ州のコーグ(クールグ)を訪れたことがあります。ただ、当時はジャコウネココーヒーの産地だとは知らずに旅していました。後から調べてみると、コーグもジャコウネココーヒーの名産地のひとつだと分かりました。意外なつながりに驚きました。
そこで、コーグ発祥のコーヒーブランド「Ainmane」に注目。まずは、ジャコウネココーヒー豆をオンラインで購入してみることにしました。

100gで675ルピー(約1,150円)でした。届いた豆には、胡椒の実のようなものが少し混ざっていました。ジャコウネコはコーヒーの実に限らず、さまざまな木の実や種を食べて糞と一緒に排出する動物で、硬い種はうまく消化されずほぼそのまま出てくることが多いそうです。コーグではコーヒー農園に胡椒などが混植されることも多いため、野生のジャコウネコが両方を食べた結果、収穫の過程で紛れ込んだのかもしれません。自宅で淹れて飲んでみたところ、想像していた以上に美味しく感じられました。「これは実店舗にも行ってみたい」と思うようになりました。
Ainmane Cafeとは
Ainmane Cafeは、カルナタカ州コーグ発祥のコーヒー専門店です。2015年創業で、インディラナガーに店舗を構えています。
店名の通り「Café & Speciality Store」を掲げていて、コーヒー豆の量り売りだけでなく、チョコレートやジャム、スパイスなどコーグ産の商品も扱っています。営業時間は7:30〜21:30です。朝早くから開いているのも便利なポイントです。
店舗はAinmane Cafe、インディラナガーの9th Main Road沿いにあります。
Ainmaneは、コーグの町マディケリを拠点に、バンガロールなど複数の店舗を展開しているブランドです。コーヒー豆や関連商品は公式サイトからオンラインでも購入できます。
実際に行ってみた店内の雰囲気
雰囲気は、決して古めかしいわけではありません。ただ、スターバックスのようなチェーン系カフェの洗練された綺麗さとは違い、メニュー表も使い込まれてボロボロで、こじんまりとした個人店らしい空気感がありました。

店内には、コーヒー豆の量り売り用ディスペンサーがずらりと並んでいました。豆の専門店らしい光景です。
また、この店は店の外からも注文できる仕組みになっていて、外のベンチで待つ人がたくさんいました。私たちは店内の席で飲むことにしましたが、店内も決して広くはありません。
お客さんの入れ替わりも多く、次々と人がやってきます。体感では、コーヒーを飲みに来る人と、豆を買いに来る人が半々くらいの印象でした。地元で長く愛されている専門店、という空気を感じました。
気になるKopi Luwakの味とお値段
実際に飲んでみると、酸味が少なくマイルドで滑らかな味わいでした。

メニューにはEspresso、Americano、Pour Overなど複数の抽出方法が用意されていて、今回はPour Overを選びました。普段飲んでいるコーヒーよりもかなり濃く感じました。お値段は1杯510ルピー(約867円)。店の通常のコーヒーが200ルピー程度なので、その約2.5倍です。
今回は、一緒に行ったインドの友人もKopi Luwakを注文しました。由来を伝えると、最初はかなり驚いていた様子でした。ただ、実際に飲んでみると普通のコーヒーの味だと分かり、最後まできちんと飲み干していました。
ジャコウネココーヒーは世界的に「世界一高いコーヒー」とも呼ばれています。海外では1杯数千円、高い店ではさらに高額になることもあるようです。そう考えると、867円というのは高級コーヒーとしてはかなりお手頃な価格だと感じました。
本物かどうかは、正直わからない
正直に書くと、私たちは味だけで本物かどうかを判断できる舌は持っていません。実はジャコウネココーヒーは世界的に偽物や混ぜ物も多いジャンルとして知られていて、味だけでの判別は専門家でも難しいとされています。ただ、Ainmaneについては公式サイトに「Coffee Board of India(インド政府のコーヒー委員会)による品質検証済み」との記載があり、コーグの生産者を取材した記事も見つかったので、その点は多少の安心材料でした。
矛盾するようですが、「もっと値段が高ければ信憑性があるのかも」とも思う一方、高いと結局手が出ません。値段によって「美味しく感じる」「安いとそういう味に思える」という先入観も、正直なところ多少はあるのだと思います。
まとめ
インドネシアで出会ったジャコウネココーヒーが、まさかコーグ経由でインディラナガーのカフェにつながるとは思っていませんでした。オンラインで豆を買って美味しいと感じたことがきっかけで、実店舗まで足を運びました。今回の体験は、私たちにとっても新鮮でした。
チェーン系カフェのような洗練さはありませんが、その分、個人店らしい、地元に根付いた専門店らしさを感じられます。
値段だけを見ると決して安くはありません。ただ、日本や世界の高級店では数千円〜数万円することを考えると、インドだからこそ試しやすい価格帯とも言えそうです。「インド名物」というほどではありませんが、インドに来たタイミングで一度試してみる価値はあるのではないかと感じました。
よくある質問
A. ジャコウネコが食べたコーヒーの実の種を、糞から採取・洗浄・焙煎して作るコーヒーです。インドネシア発祥とされ、希少性から世界的な高級コーヒーとして知られています。
A. 店舗では1杯**510ルピー(約867円)**で提供されています。通常のコーヒー(約200ルピー)と比べると約2.5倍の価格です。
A. 可能です。店内では豆の量り売りも行っており、オンラインでも購入できます。


コメント